終声が「ㄹ」の場合、は「つ」に対応し、一部「ち」になる場合があります。
例を見てみます。
ㄹ→つ (例)
결(決):けつ 말(末):まつ 별(別):べつ
설(説):せつ 졸(卒):そつ
終声が「ㄹ」が「ち」に対応する場合があります。
常用漢字の中では、次の漢字です。
一 일 いち
七 칠 しち
八 팔 はち
日 일 にち
壱 일 いち
鉢 발 はち
昔、中国語から終声が[t]の発音で終わる漢字音を受け入れるとき、韓国語は[ㄹ]で取り入れました。一方、子音で終わることができず、必ず子音のあとに母音を付けなければならない日本語は、[t]に母音[u]、または[i]を付けて[つ][ち]で受け入れました。そのようなわけで、韓国語の終声「ㄹ」は「つ」または「ち」に対応するのです。
では、練習問題をしてみましょう。
<練習>
〇に終声を入れ( )に漢字を書きましょう。
(1)골절:こ〇せ〇 ( )
(2)출혈:しゅ〇け〇 ( )
(3)절멸:ぜ〇め〇 ( )
(4)탈출:だ〇しゅ〇 ( )
(5)발달:は〇た〇 ( )
(6)물질:ぶ〇し〇 ( )
※なお、漢字と漢字が合わせるとき
「〇つ/〇ち」の次に
「か行」「さ行」「た行」「は行」
が来るとき
「〇つ/〇ち」は、
「〇っ」促音(小さい「つ」)になります。
また「は行」は、「ぱ行」になります。
(例) てつ+きょう → てっきょう
けつ+しん → けっしん
てつ+てい → てってい
ぜつ+はん → ぜっぱん
解答は、006のページの下部分にあります。
<次は>
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005<解答>
<練習>
〇に終声を入れ( )に漢字を書きましょう。
(1)금연:きんえん (禁煙)
(2)범인:はんにん (犯人)
(3)심판:しんぱん (審判)
(4)현금:げんきん (現金)
(5)안심:あんしん (安心)
(6)면담:めんだん (面談)
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